鹿児島中央駅から徒歩でアクセスできる場所にある「まがり食堂」は、前回紹介した昼営業のみの天丼のお店『日本橋天丼 一心』の店舗を、夜の時間帯に間借りして営業しているお店です。

ご夫婦二人で切り盛りされており、昼間の活気ある雰囲気とは対照的に、夜はとても穏やかで落ち着いた空気感。
席数も多すぎず、ゆったりと食事を楽しめるため、大人の女性同士やカップル、静かに食事をしたい方に特に向いています。
駅近ながら喧騒を感じにくく、「知る人ぞ知る一軒」といった雰囲気も魅力です。
テレビの情報番組でも紹介されたことがある人気店。

料理を待つ時間も楽しみながら、まずはハイボールで乾杯しました。
炙りホタテのカルパッチョ

塩とレモンオイルだけのシンプルな味付けで、ホタテ本来の甘みと旨味が際立つ一皿。前菜として完成度の高さを感じました。
エビと大葉のミニ春巻き

大葉の爽やかな香りが広がり、スパイス塩が程よいアクセントに。サクサクパリパリの春巻きの皮とプリッとしたエビの歯ごたえも心地よく、軽やかで食べ進めやすい味わいです。
柑橘と春菊のキッシュ

柑橘のほのかな酸味と春菊の香ばしさが絶妙。甘みもあり、食事でありながらデザートのような感覚も楽しめました。
黒豚頬肉のボリート

ホロホロとほどける柔らかさで、あっさりとした塩味。煮汁を吸った豆の旨味と粒の大きなマスタード(特別な手作りのものを仕入れているとのこと)の酸味と食感が、料理全体を上品にまとめていました。
カポナータ

野菜ときのこをトマトで煮込んだ、自然な酸味が素材の美味しさを引き立てる安定感のある一品。
深ネギと鯛の炊き込み土鍋ご飯

鯛の旨味と深ネギの甘みが出汁のきいたご飯にしっかり染み込み、思わず唸る美味しさ。少食の私でも最後までしっかり完食してしまいました。
味噌汁も出汁から丁寧に取られており、野菜の旨味が存分に感じられます。

人参とごぼう、玉ねぎという外食では珍しい懐かしさを感じる具材ながら上品な仕上がりで、食事の締めにちょうどいいほっとする味わいでした。
店内では、ご主人が調理を担当し、奥様がフロアを担当。
料理の進み具合をさりげなく気にかけながら、絶妙なタイミングで提供してくださる姿が印象的でした。
調理の合間には各テーブルに挨拶に来てくださり、食べ終えた際には
「無理そうでしたら、おにぎりにしようと思っていました」
と声を掛けてくださる心配りも。
料理の美味しさだけでなく、丁寧な接客と温かい気遣いに心まで満たされ、また必ず訪れたいと思える一軒です。
鹿児島中央駅近くで、落ち着いた雰囲気の中、素材を生かした料理を楽しみたい方には「まがり食堂」は間違いなくおすすめです。

食堂という名前の通り、単品のおつまみメニューだけでなく定食メニューもあるので、特別な時だけでなく日常の食事でもぜひ足を運んでみてください。
基本情報・アクセス
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- 店名:まがり食堂
- 住所:鹿児島県鹿児島市中央町32-36なかすビル1階
- 電話番号: 090-7990–9936
- 平均予算
ランチ:2,000~5,000円 - ジャンル:食堂・
- 営業時間
18:00~23:00(L.o22:00)
日曜のみ22:00(21:00) - 定休日:水曜日
- 決済手段:現金のみ
- アクセス:鹿児島中央駅から徒歩約5分・市電都通り電停から徒歩約2分
- 駐車場:なし(近隣にコインパーキングあり)
- 平均予算

