鹿児島中央駅から徒歩2分、中央郵便局の向かいに位置する『黒豚しゃぶ鍋 ぞうすいの店 八幡』。落ち着いた和の雰囲気が漂う店内は、木のぬくもりを感じられる空間で、どこかほっとする居心地の良さがあります。
カウンター席とテーブル席があり、お一人様ランチからファミリー、カップルのデート利用まで幅広いシーンにぴったり。特に、地元の新鮮な黒豚を使ったしゃぶしゃぶや、丁寧に作られた日替わり定食は、女性客や年配の方にも人気です。
平日でもお昼時はすぐに満席になることが多く、地元で愛されているのが伝わってきます。観光で訪れた方にもおすすめしたい、鹿児島ならではの味を楽しめる一軒です。
この日は親子でランチ。娘が選んだのは「日替わり定食」。日替わりメニューは、毎日違った料理が楽しめるのが魅力で、リピーターも多い人気メニューです。
この日のメインは「麻婆茄子」。見た目は家庭的ながら、一口食べると茄子のトロっとした食感と、甘みと辛みの絶妙なバランスが際立ち、優しい味付けながらも満足度は抜群。
私は「鮭の西京焼き定食」を注文。香ばしく焼かれた鮭に白味噌の風味がしっかりと染み込んでいて、ごはんが止まらない美味しさです。表面はパリッと、中はしっとりふっくら。丁寧な仕込みが伝わってきました。
定食にはメインのほかに、彩り豊かなサラダ、小鉢3種、香の物、汁物まで付いており、ボリュームも大満足。それでいて価格はとてもリーズナブルで、街中とは思えないコスパの良さに驚きました。
【小鉢】
ポテトサラダ、スモークサーモン（分厚くて贅沢！）、海老の盛り合わせと、どれも主役級の味わい。小鉢だけで一皿として成立するレベルです。
【サラダ】
シャキシャキの野菜にたっぷりのシーザードレッシング。チーズのコクと香りがアクセントになっていて、最後まで飽きずに食べられます。
【汁物】
キノコやワカメがたっぷり入ったお味噌汁。出汁の旨味がしっかりと感じられて、身体に染みわたる優しい味。
食後のお茶は、秋らしい風情のある湯のみで提供され、季節感も楽しめる心遣いが嬉しいポイントでした。
『八幡』を訪れてまず感じたのは、お店全体に流れる“丁寧さ”。料理はもちろん、接客やお店のしつらえにまで気配りが感じられ、まるで実家に帰ったかのような温かさに包まれました。
ランチタイムはお客様の出入りが絶えず、地元の方にしっかり支持されている様子。客層は年配のご夫婦や女性同士のランチ、観光客らしき姿も見られ、幅広い世代に愛されていることがわかります。
特に印象的だったのは、スタッフの方の笑顔と気配り。混雑していても慌てず、丁寧に対応されていたのが印象的で、料理の美味しさ以上に「また来たい」と思わせてくれました。
『黒豚しゃぶ鍋 ぞうすいの店 八幡』は、鹿児島の味覚を気軽に楽しめる、知る人ぞ知る名店。和の趣を大切にした落ち着いた店内は、どんな世代のお客様にもぴったりの癒し空間です。
スタッフの方々の丁寧で温かい接客、心のこもった料理、季節感を取り入れた演出の数々。どれを取っても満足度の高い時間を過ごせました。
鹿児島中央駅周辺でランチを探しているなら、ぜひ一度立ち寄ってみてください。きっとあなたもファンになるはずです。
鹿児島県鹿児島市中央町2-4 2F（公式サイトをご確認ください）
JR 鹿児島中央駅 東口 徒歩2分
営業時間
[月～木・日]
11:30～翌1:00
※ランチタイム14:30まで
[金・土・祝前日]
11:30～翌2:00
※ランチタイム14:30まで
年中無休
電話番号：099-813-0088
駐車場：なし（近隣にコインパーキングあり）
公式サイト：[https://hachiman0088.com/]
